▼【前編はこちら】「なんか、お母さんが変だ」から始まった1日(前編)
母の突然の異変から始まった一日
前編では救急搬送から入院が決まるまでのバタバタを綴りましたが、
その後もやることは盛りだくさん、、、
入院に必要な持ち物をそろえ、書類を準備し、病院と実家と自宅を行き来する中で、父とのやりとりやケアマネさんへの連絡、さらには医師からの話に思うこともたくさんありました
今日は「入院が決まってから私がしたこと」と、「そこから感じたこと」などを記録として残しておこうと思います
実家へ戻り、入院準備スタート
救急の手術室のような部屋にいた母の元へ通される
なぜその部屋だったのかは分からない
何度も救急のお世話にはなっているがこのような場所はお初でした
一時的にベッドが置かれていただけなのか、、、
特別大きな処置が必要だったようには見えないし、、、
って、まぁそんなのはどうでもいいのですが
当の本人はかなりぼんやりした様子で
ほとんど会話にもならん状態
一通り説明を受けたり、患者本人についての調査用紙のようなものを書いたりし、その後は看護師さんに
「もろもろ用意して持ってきます
部屋の移動などには同席してなくても大丈夫ですか?」
と聞くと大丈夫とのことだったので、父を連れ一旦実家へ帰宅
書かなければならない書類のうちハンコが必要なものは後日かなーと頭の中で段取りを考える
何度も何度も入院しているので大体の持ち物は決まっている
それらをかき集めて大きめのエコバッグみたいなやつにドンッと入れる
洗面用具とかはすぐに見つかったが、下着肌着類がなかなか見つからない、、、
そう、相変わらず母の部屋はとんでも無く汚いのだ
もうあれこれ探してる時間がもったいない!
“お手頃価格”のサンキさんで買っちゃお!!
そう思っているとき、、、
ただただ椅子に座ってる父から指示だけが飛んでくる
「そこにかかってるやつにないのか?」
「そこの下はどうだ?」
「タンスの中じゃないのか?」
・・・・・ (`‐ω‐´)
“だったら親父さん、あんたが探してくれよ”
と思いつつ、華麗にスルー
だって言い返したらそれはそれは巨大な地雷があるかもしれませんからね
その間にもケアマネージャーさんに連絡しましたが
不在とのことで折り返しもらえることに
(12:15電話して13時には戻ると、、、)
だが、なかなか連絡来ず
ただただ待つのは時間が勿体無いので
必要なもの(薬・下着・洗面道具・・・)を揃え、実家を後にする
ケアマネさんと連絡が取れた
ぎゃぁぁぁ、このタイミングかぁっ
運転中ケアマネさんから折り返しの電話
ちょうどスーパーがあったので駐車させてもらい電話を取る
(私)「先日はありがとうございました〜(月に1度の訪問日にたまたま同席してた私)」
(ケアマネさん)「こちらこそありがとうございました〜、お電話遅くなって申し訳ありません」
(私)「いえいえ、とんでもないです、お忙しいところすみません、、、・・・・・N子さん(母)入院しました〜(明るく報告してみた!)」
(ケアマネさん)「・・・え?・・・えぇぇぇ!どうなさったんですか???」
かくかくしかじかで、、、とその段階までの状況を説明し
利用しているデイサービスや訪問リハビリの停止連絡を頼んだ
ついこの前の訪問時に
「かなりお元気になられてきたので次の認定調査では介護度下がるかもしれませんね~」
なんて話してたのに、、、ま、仕方ない
病院大好きマインドが自ずからそうしたのかもしれない
本当あの人は病気になりたがりさんなんですよね
主治医に「血液検査の結果すごく良いですよ!!」って言われると
しょんぼりするの、、、
普通喜ぶよね、、、
まるで良くなられたら困るかのように
書類準備と束の間の休憩
ケアマネさんとの電話を終え、いざ向かうは【サンキ】
一時的に下着肌着を揃えるにはこんなに有難い場所はない!
今日はおパンツを購入
「面会時間は14時からです」と看護師さんに言われたので、一度自宅へ戻る
在宅勤務していた夫に仕事の隙を見て書類への記入を頼む
「保証人」ってやつですね
ワタシが無職なのでね、、、毎度夫に頼んでます
大丈夫‼︎よっぽどの何かがない限りあの人お金はある‼︎
お昼に夫が作ったチャーハンを作ってくれていたのでかき込む
ありがたやありがたや〜
ちょいとスパイシーでしたがありがたや〜ありがたや〜
再び病院へ。医師の話にドキッとする
再び病院へ
患者サポートセンターに書類を提出
こちらは慣れたもんです
ものの1分くらいで終了
ちなみにこの[患者サポートセンター]
すべての病院に必ず設置されているわけではありません
大規模な総合病院や大学病院、地域の中核的な医療機関などに設置されてることが多いようです
名称もさまざまで以下のようなものがあるそうです
[患者サポートセンター]
[患者相談窓口]
[患者支援センター]
[総合相談窓口]
救急の病棟へはインターホンを押して用件を伝えお迎えに来てもらうスタイル
ただただ必要と言われた荷物を届けるだけのつもりで来たのだが
「先生からお話伺いたいとのことなので少しお待ちください」と言われ待つことに
担当になったという先生お2人が来られ、色々聞かれた・・・
“しまった、こりゃ父を連れてくるんだった”
「改めてどのような状況だったのかなど詳しく教えてください」
うぅっ、、、ワシじゃ分からん、、、
完全に失敗してしまった
まさかこうなるなんて思っていなくて先生方、
曖昧な回答しかできな部分もあり申し訳ありませんでした
先生からは
「年齢的にも高齢なのでいつストーンと血圧が下がるかは分かりません。ご家族でそのようなときのことについて話されていますか?」
と言われる
心の中で「おっと、これはデジャヴだ、、、去年入院したときも救急の先生に言われたな、、、」と思い、
「去年も似たようなことがありまして、父と話しましたが「延命はいらないって言ってたぞ」と言うことでした」と先生に伝えると・・・
「延命と救命は違うんですけどね」と言われてしまった
素人には判断が難しく「お任せします。よろしくお願いします。」としか言えなかった
荷物の受け渡しと、母の様子
最初、看護師さんに荷物を持ってきた旨伝えたとき
「後から一緒に確認しますね」と言われたので、
先生からの話が終わった後も待っていた
なかなか現れない看護師さん、、、
忙しいだろうしワタシからさらに声かけるのもなー、、、とただただ待った
後から思えば「一緒に」とは言われてなかったのかも、、、
ずっと待ってる私に気づいた看護師さんが飛んできて
「すいませんっ!!私が後から確認しておきますね!!」と言ってくれた
なんだかすみません・・・
ちなみに母は終始朦朧としているようだった
リハビリの人が来て声をかけながら体を動かしたりしてくれていて、
一応は声掛けには反応していて、指示された通り力を入れたりは出来てるみたいだったが
果たして後日覚えているのだろうか??
ただ「ここ時計がないから腕時計か携帯持ってきて」
と頼まれた
時間を気にできるくらいならなんとか大丈夫か
明日以降持ってくることを伝え病院をあとにする
父への報告と、やっと終わった長い1日
実家へ行き直接父に報告
いつどうなるか分からないと言うことに関しては
「仕方ないだろう」と言った反応
ま、去年の方がかなり “あちらの世界” へ逝きかけてましたしね、、、
〝本人の持って生まれた寿命次第〟ってのはお互いの共通認識なんだと思います。
17時ちょっと、やっと全て終わりワタシに任務終わり
さてと
オウチへ帰ろーーー!!!
感じたこと:親のサポートに「自分の余白」を忘れないために
無事(?)任務完了!
毎度思うことですが、、、
「私がもう一人ほしい」
いや、できれば3人(笑)
荷物担当・運転担当・父の相手担当…私は統括だけ(笑)
意見の合わない兄弟とかはこういうとき却っていない方が良いというのは小耳に挟んだことがあります
一人っ子は大変なことも多いけど兄弟間の揉め事できな厄介さはないのでラクです
でも、なんだかんだ疲れはしますけど
こうしてバタバタを乗り越えるたびに
ちょっとずつ経験値は上がっているので悪いことばかりではないでしょう
(たぶんレベル5くらいから、そろそろ転職できるかも・・・いやいやレベル5ってなんやねん。なんぼまであるうちの5やねん。しかも転職ってどんな転職や!!)
ここまで読んでくださり、ありがとうございました♪
「あるある〜」と思った方も「おつかれっ」と思ってくれた方も
そっと心の中で拍手してくれたらうれしいです♪
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