予定よりもかなり長くなった入院生活。
ようやく本日、母が退院する日を迎えました。
お迎えに行くにあたり、まず心配だったのは雪。
この時期(12月)なので路面がツルツルだったらどうしよう…とドキドキしていましたが——
晴れ!気温も高くて運転も問題なし!
幸先いいスタート、さすがワタシ!
そんな気分で出発したはずが、まさかここまでバタバタの1日になるとは思いもせず…。
9時半退院。でも「早めに来てください」と言われ

なぜ早めに行かなければならないのか……
入院荷物を入れていたスーツケースを
「病室内に置く場所がないので1度お持ち帰りいただいて、退院の際またお持ちください。」
と言われていたから。
何度もいろんな病院に入院してきた母ですが、荷物を入れていたものを持ち帰ってと言われたのは初めてだったのでビックリしました。
ま、そのときから
“あぁ…ってことは退院の日は早めに来なきゃならないのね”
と思ってたんで良いんですけど。
ただ、予定より出発が遅れちょい急ぎで向かいました(もちろん安全運転で)。
こう言う日に限って出掛けに腹痛がやってきがちなワタシ。
病院へ着くと、母はすでに身支度を終えて待っていました。
(予定より遅くなった私のせいでもあるけど)
担当?の看護師さんから説明を受け、ほぼまとめてくれていた荷物をサササッと持ち込んだスーツケースに移し、お世話になりましたのご挨拶。
社交辞令なんかもしれんけど
「最後の方はもうお自身で色々やってくれていたし、〇〇さんの方から手伝いが必要なことに関しては言ってくれてたのでこちらも助かりましたー。」
と言っていただき有り難かったです。
本当は会計を済ませてから病棟へお迎えに行くものだったらしいのですが、そうとは知らずさっさと病棟へ行っていたワタシ。
支払いの財布は本人が持っているとは言え(・д・`) でもスミマセン、、、
お会計はこちらのミス?手違い?で、ちょいと長引きまして。
病院さん側にはお忙しいのにかなり手間をとらせてしまいました。
入院中、特別に他院の歯科口腔外科へ受診しに行かせてもらったことや、特定疾患の記入手帳がいっぱいになってしまったこと、そんなこんなで会計をめんどくさくさせてしまったようでした。
本当にすみません。
退院直後から手続きラッシュ
会計時の「特定疾患の更新」どうなってるんだ問題。
これは急ぎで解決する必要がありそう!
「まずは1度家に戻るけど、父も今日通院日だと言っていたし、一緒に乗せがてら区役所へ行ってみよう!」
と帰宅中の車内で後部座席の母に伝えるもうまく伝わらない…
どうも補聴器のあんばいが良くないように思う。
入院していた病院では入院当日から外していたとのこと。
本当は付けたり外したりするのは良くないと思うんだけど、今回入院していたのはお年寄り多め病院。
職員の方々があちらこちらで大きな声で患者さんに話しかけていたので、補聴器を付けていたらかえって煩かったのかもしれないなーと。
その外していたせいなのか。
はたまた補聴器自体が母の耳に合わなくなってしまっているのか。
どうも今のままでは逆効果というか、耳栓してんじゃねぇか?というレベル。
こりゃ、補聴器屋さんも行間きゃならん・・・と頭の中のやることリストに追加。
とりあえず、実家へ帰ります。
なんで話を最後まで聞いてくれないの~!
実家に着てい荷物を母の部屋に置き、郵便物の確認。
(特定疾患関連の…更新書類…んん?なんか違うもんでてきたぞ??「支払いしてくだい」…え?なんだなんだ??支払い…とっくに期限切れてるぞ、ヤバいんじゃないのか???)
混乱するワタシ。
母に聞いてもちんぷんかんぷん。
そこに父が通院の支度を済ませ2階から降りてきた。
ワタシ “んん?まだ行くには早いぞ?なんだなんだ?上着まで着てきてもう今すぐ出ます状態やんけ。なんなん???”
ワタシ 「まだ行かないしょ〜?」
父 「もう行く」
ワタシ 「(え?え?え?早いやろ、、、)送って行くんだからまだもう少し良いんじゃない?それよりこれなんだけど…(母に来ていた書類を見せる)」
父 「お母さんのものは俺は知らん。それは俺はまだ払ってるもんじゃないから知らん。」
えぇぇぇぇ、、、、、なんだそれ。本当この夫婦なら、、、
めんどくせぇぇぇ、、、
ここで責めたり間違っても文句なんて言おうもんなら大事故発生なので“仕方がない、これも区役所に行って聞いてみよう”と自己解決。
そんな中2人は突如
「インフルエンザのワクチンを打つから証明書をもらわなきゃ!」
「そうだ。俺も一緒に区役所行くわ。」(父)
といつの間にかそんな流れになり、3人で区役所に行くことになりました。
この時点でワタシはぐったりと疲れてしまった。
途中ナゾに父に声荒げられるし。
はぁ、伝わらん。
今そういうこと言ってんじゃねぇ、、、みたいなやりとりが起こったもんで。
どうして冷静なやり取りができないかねぇ。
区役所でまたドタバタ…身勝手母あちこちへ

区役所正面玄関で2人を下ろし、ワタシは駐車場へ。
このときには天気が荒れてきましてほぼ雨。(さすが雨女な毒母さん)
役所内の2人はインフルエンザワクチンの接種料金補助?みたいなのを受けるための書類をもらおうとしていた。
ワタシにはなんのことだかよく分からず、後ろからひょこっと顔を出すと役所の方が完全にワタシの顔を見て「覚えておいてくだい!!」と言われてしまいました…
そっかそっか、身内が一緒に行くとそうなるのね…
今まで本人たちが管理していたので、ワタシにはよく分からず
「あ、はい、スミマセン。」
としか言えず、でも父は分かってるっぽかったので今回は任せました。
今回の分はとりあえず必要書類を出してもらえるとのことで、父が書類に記入していると、、、
母がちょろちょろし出す。
役所の案内係の人に話しかけている((( ;゚Д゚)))
待て待て待て待て!!
慌てて駆け寄りコートのフードを掴んで呼び戻す。
あはははは、、側から見たら老人虐待くらいに見えてるでしょうね。
仕方ないんです!!!と声を台にして叫びたい……
ワタシ「順番に行くから。次行くところもちゃんとこれが終わったら聞いて教えてもらうから!大人しくしてて!!」
(これも悲しいかな。なんたって補聴器がほぼ耳栓じゃね?になってるもんだからこっちが声大きくしてるもんだから周りにかなりヤバイ女として見られる)
そこでの手続きが終わり、父はそのまま病院へ。
(父に関しては心配無用。1人でスタスタ行けます。)
次は母を連れて家に届いていた「支払いしてください」の封書について。
「2階へ行ってください」とのことだったので、言われたところへ行き事情を説明する。
本人は耳が耳なんで、ほぼワタシが説明を受け理解し手続きを進めてもらう。
なんだか年金?から、介護保険料?が、一時的に天引きにならない?だかなんだか……
複雑だった。
本人「入退院を繰り返してたので〜」とは言ったが、届いていたのはもっと前のような…
もう1人管理は無理なのでは?とちょっと引っかかる。
なんせ夫婦間の協力もないからね。
続いて「特定疾患の更新」について。
結果として、更新手続きできていないとのこと。
いつだか母に「これ出さなくて良いの?」と聞いた書類があったのですが「更新のやつ送られてきたから大丈夫。」と言われていたやつ。
全然大丈夫じゃなかった(;´д`)
やっぱもうこの人は管理できないんじゃなかろうか。
親の介護が必要になってくる・・・の一環なのだろうか。
それはそれで仕方がないとは思うんだけど、素直に頼んでくれたり従ってくれる人なら良いんですけどね。
そうじゃないから疲れるし、イライラする。
結局、こんな時期に更新の手続きしたもんだから、1月に受診する分は間に合わない可能性が高いでしょうと。
病院側で配慮してもらえるか、もしかしたら支払いしていただいて後々の還付になるかもしれません。
とのこと……
ほ〜ら、ちゃんとしておかないから余計な手間が増えるじゃん。
それやるの全部ワタシよぉぉぉ!!!
。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。
補聴器トラブルの真相

補聴器屋さんに連絡し、なんとか時間を作ってもらえることに。
診てもらった結果——
ただの電池切れ。
( ゚д゚) ………
「電池外してたんですけど〜」
あんたさんは放電ってもんを知らんのか!!
本っっっ当こっちが恥ずかしい!!!
謝り倒しなワタシ。
プラスで補聴器の調整もしてもらい、とりあえずは聞こえるようになったみたいで良かったです。
ハァァァ、、、。
補聴器屋さんに今日退院してほぼそのまんま連れてきたって話したら
「スパルタですね」
と苦笑いされましたが、いいんです!
と言うか仕方ないんです!
後日出直す方が大変なんですもん!ワタシが!!
こちらの補聴器屋さんでは当初から、とんでもねぇキツイ厳しい娘だな。
と思われていると思いますが、まぁ良いんです笑
事実なんで……
そして、やっと帰宅
父には逐一メールで状況を報告していたので、補聴器屋さんが終わったところで電話が来ました。
「今、薬局で待ってるところだ。駅前の薬局だからコンビニの駐車場に来て待っててくれ。」
うんうん、なかなか良き指示ですよ、父。
いつもよりスムーズな連携に、ちょっと感動すらした(笑)
……が。
ここでもまたしても、母よ。
「あ、コンビニでパン買いたぁい」
と、突然言い出して出ていきました。
まー、自由奔放ですわ。
「会計できんのか?見に行ったほうがいいか?」とハラハラしていたら、何事もなかったように戻ってきたので、まぁ良かった。
……良かったのか?店員さんにご迷惑をかけたのか?
正直わからんけど、もう突っ込む元気もありませんでした
家に着き、区役所でのやりとりを振り返っているとき。
ワタシ「区役所の人が言ってたやつってなんのことなの?」
父「(2階から持ってきて)これのことだと思うんだわー。お母さんの分がどこにあるのかは俺は知らんけど。」
ワタシ「へ〜そうなんだー。証明書取らなくて良くなってるなら良かったね〜」
なんて話してたら母が・・・
母「そうそう、それがあれば良いのよ!!」
え?は?何?なんて?
行く前、あんたさんもそれが必要だから区役所行く言うたんだぞ!?
何、私知ってましたけど?みたいな言い方してんの?
なんなの?
バカにしてんか?
隣にいた父なんて思わず吹き出したぞ。
ワタシはビックリ&呆れすぎて吹き出すことにはならんかったけど。
珍しく父がフォローに入るレベルでした……
「お母さん、急に思い出したんだわ。だからこう言ってるんだわ。」
ふーん。
だったらそう言えば良いのに。
私は最初っからわかってましたけど?みたいな言い方するからおかしなことになるんじゃん!!!
今日1日を終えて思うこと
今日もとっても疲れました。
でも、こんな日々が “親の介護の入り口” なのかもしれません。
母はまだまだ「自分でできる」と思っているし、
父は「お母さんのことは知らん」と言う。
けれど、結局は私が動かないと回らない現実。
これが今の、実家とワタシのリアルです。
しばらくは穏やかな日々が続きますように。
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