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【実録】親の急な入院でパニック!40代主婦が直面した「汚部屋・毒父・延命」の壁と、後悔しないための全記録

毒親育ちと心の回復記録

「お母さんが、なんか変だ」

そんな一本の電話から始まった、怒涛の1日。
前編では救急搬送から入院決定までのパニックを綴りましたが、この後編では「入院が決まってから娘の私が具体的に動いたこと」のあれこれを記録します。

親の入院は、単なる「手続き」だけでは済みません。そこには、複雑な家族関係や、思い通りにいかない実家の現状、そして自分自身の心の消耗が伴います。

この記事では、「毒親育ちの私がいかにして父との地雷を避けつつ、最短ルートで入院準備を済ませたか」をまとめました。今まさに同じ状況で、実家の汚部屋で立ち尽くしている方、ケアマネさんへの連絡に焦っている方の心が、少しでも軽くなれば幸いです。

それでは始めてまいりましょう!


この記事は後編です。救急搬送から入院決定までのバタバタを描いた【前編はこちら】です。

実家の片付けは諦める!「最短」で入院準備を整えるコツ



入院が決まり、最初にするべきは「荷物の準備」です。しかし、ここで多くの娘たちが巨大な壁にぶつかります。

そう、「実家が汚すぎて、必要なものがどこにあるかさっぱり分からない」という問題。

「え?うちの親の部屋は綺麗だよ?」という、そこのあなた。おめでとうございます。当たりです。

毒親育ちのサバイバーにとって、実家は「地雷源」であり「魔窟」。ホコリを被ったゴミの山(本人は必要な物だと言い張る)の中から下着1枚を探し出すのは、もはや高度なミッションなのです。

魔の空間で消耗しないために


タンスから溢れ出る洋服などの画像



母の部屋は、長年の積み重ねで「どこに何があるか不明」な魔窟と化しています。

救急搬送の疲れが残る中、詰め込み押し込まれたタンスの中や、山のように積み上げられた物の中から下着一枚を探し出すのは、精神衛生上、非常に危険です。

ここでワタシが下した決断は、「探すのをやめて、買う」ということ。

救世主「サンキ」という選択肢



地域密着型の衣料品店(私の場合、お手頃価格の「サンキ」さん、「しまむら」さん)は、入院準備の強い味方です。

  • 数百円で買える新品の下着
  • 入院中に便利な前開きの肌着
  • 履き口の広い靴下

「お母さんのモノなんだから、家にあるのを使わないともったいない」なんていう罪悪感は捨ててください。1枚数百円で、あなたの「時間」と「心の平穏」が買えるなら、それは最高に価値のある投資です。

ワタシ
ワタシ

「1枚数百円で精神の平穏が買えるなら、安いもの!!」


そう思いましょう!

【チェックリスト】入院初日に最低限必要な「3種の神器」

  1. 診察券・保険証・お薬手帳(これは絶対に家から探す!)
  2. 下着・靴下(3〜4日分)(サンキ等で新規購入がおすすめ)
  3. 洗面用具セット(コップ、歯ブラシ、くし)




【心理戦】「口だけ出す父」との適切な距離感。地雷を踏まないスルー技術


ポツンと部屋で1人うずくまる女性の画像

荷物をまとめている間、もう一つの大きなストレス源が「動かない父」の存在。
黙ってそこにいるだけ…ならまだしも…

体は動かないが口だけ動く父




私が必死に汚部屋で探し物をしている間、父は椅子に座ったまま指示だけを飛ばしてきます。

父

「そこにかかってるやつにないのか?」
「そこの下はどうだ?」
「タンスの中じゃないのか?」


ワタシ
ワタシ

(だったら父さん、あんたが探してくれよ!!……という言葉を飲み込むワタシ…)


ここで言い返せば、準備どころではない大変な逆襲が始まるのは目に見えています。
毒親育ちのサバイバル術は「期待しないこと」と「聞き流すこと」。
心の中で中指を立てたとしても、表面上は穏やかにスルーする技術!

私が身に付けたのはここ数年のことでございます……

ケアマネジャー・病院との連携で注意すべきこと



実家で荷物をまとめるのと並行して、重要なのが「外部サービスの停止連絡」です。

ケアマネさんへの連絡は「明るく・迅速に」


運転席でスマホを見る女性の画像


車を運転中、先ほど連絡を入れていたケアマネジャーさんから折り返しの電話が入りました。
ハンズフリー通話で出ることは避けたかったので、急いで近くのスーパーの駐車場に車を滑り込ませ電話に出ます。

  • 自分「先日は訪問日に色々とありがとうございました〜!……実はですね、N子さん(母)入院しました〜!(あえて明るく報告してみたよ!)」
  • ケアマネさん「……え?えぇぇぇ!どうなさったんですか!?」


かくかくしかじか、と現在の状況を説明。そして、現在利用している「デイサービス」や「訪問リハビリ」の停止手続きをその場で依頼しました。介護サービスの停止連絡は、早ければ早いほど各所に迷惑がかかりません。

つい数日前の訪問時に「お元気そうだから介護度が下がるかも」なんて話していた矢先の入院。ま、仕方がありません。

実は母、主治医に「血液検査の結果、すごく良いですよ!」と言われるとしょんぼりしてしまう、ちょっと困った「病気になりたがり屋」な一面があります。普通は喜ぶところを、まるで「良くなられたら困る」かのように振る舞うのです。(悲劇のヒロインでいたい人ですからね……)

そんな母の性質を知ってくれている、ケアマネさん。
ちょっと聞いてもらえる、それだけで孤独な介護の負担は軽くなります。


【失敗談】医師からの「延命・救命」の話にドキッとする


話し込む医師2人の画像


一度自宅に戻り、在宅勤務中の夫に頼んで入院書類の「保証人欄」にサインをもらい(無職の私にとって、夫の存在は本当にありがたい……)、夫が作ってくれた少しスパイシーなチャーハンを急いでかき込み、再び病院へ。

書類の提出は一瞬で終わりましたが、ここからちょっとした試練でした。看護師さんから「先生からお話があります」と言われ、待合室で待つことに。やってきた2人の担当医から、驚くべき言葉を投げかけられます。

  • 医師「改めて、倒れた時の状況を詳しく教えていただけますか?」
  • 自分(しまっ……!これ、父を連れてくるべきだった……!)

私はその場にいなかったので、曖昧な回答しかできず、申し訳なさでいっぱいに。さらに医師からの言葉は続きます。

  • 医師「年齢的にも高齢なので、いつストーンと血圧が下がるか分かりません。ご家族で、もしもの時のこと(延命など)について話されていますか?」
  • 自分「あ、去年も同じことを救急の先生に言われまして……。父と話した時は『延命はいらないって(母が)言ってたぞ』ということでした」
  • 医師「なるほど。ただ、延命と救命は違うんですけどね」

専門知識のない素人には、その場での判断が難しく、「お任せします。よろしくお願いします」としか言えませんでした。


⚠️【教訓】入院に立ち会う方へ。娘一人で「命の決断」を背負わないで

もし今回の経験で一つだけやり直せるとしたら、「医師の説明の場には、父を絶対に同席させる」ことです。

重要な決断の場に一人で立つのは、想像以上に重いプレッシャーがかかります。もし父が来られない状況なら、「その場でスピーカーフォンにして父の意見を聞く」など、専門家の前で家族の合意をとる仕組みを作りましょう。

「あの時、私が一人で決めてしまった」という後悔を抱えないためにも、専門的な判断が必要な場面では、責任を分散させることが自分を守るために必要です。




患者サポートセンターを活用しよう!知っておきたい豆知識


書類の提出は一瞬で終わりましたが、ここでぜひ皆さんに知っておいてほしい場所があります。それが「患者サポートセンター」の存在です。

病院の「何でも相談窓口」


大規模な病院には、以下のような名称の窓口が必ず設置されています。

  • 患者サポートセンター
  • 総合相談窓口
  • 地域医療連携室

看護師さんは常に忙しく、ゆっくり相談するのは気が引けます。しかし、サポートセンターの職員さんは「相談に乗ること」が仕事です。

  • 「入院費が高額になりそうで不安(高額療養費制度について)」
  • 「退院後、今の実家で生活できるか心配」
  • 「家族関係が複雑で、どう進めればいいか分からない」

こうした悩みを、彼らはプロの視点で整理してくれます。書類提出のついでに場所を確認しておくだけでも、心のお守りになります。


まとめ:親のサポートには「自分の余白」を絶対に忘れないで


その後、朦朧とする母の元へ荷物を届け(時計がないから持ってきて、と頼めるくらいには意識があったのでまぁ良かった)、実家の父へ事後報告を済ませ、時計が17時を回った頃。

ようやく、私の長くて重い「本日の任務」が完了!!車に乗り込み、大きく深呼吸をして、「さてと、オウチへ帰ろーーー!!!」と自分に声をかけます。

毎度、親のこういうバタバタに直面するたびに思うことがあります。

  • 自分「あ〜あ、私がもう3人くらい稼働してくれればいいのに」

荷物担当、運転担当、父の相手担当……。私は自宅のデスクで腕を組んで、指示を出す統括プロデューサー。そんな空想をしてしまいます。すべてを1人で背負うのは、正直「台本のセリフを一行も知らないまま、いきなり生放送の舞台の真ん中に押し出される」ようなものです。(え?分かりにくい!?)

でも、こうして大変な1日を乗り越えるたびに、確実に自分の「介護経験値」は上がっています。悪いことばかりではありません。

何より、こうしてブログにありのままを書き残すことで、私の泥臭い経験が、どこかの誰かの「あるある!」になり、誰かの心をフッと軽くする役に立つかもしれない。そう思うと、この怒涛の1日も無駄ではなかったのかな?と思えます。

綺麗事だけでは絶対に乗り切れない、親の介護と入院。だからこそ、「頑張りすぎない、親に期待しすぎない、そして自分自身の心の余白(ケア)を絶対に忘れない」


今日の教訓:自分を甘やかす準備も忘れずに



頑張りすぎない、親に期待しすぎない」と頭では分かっていても、実行するのは難しいもの。だからこそ、物理的に「自分を甘やかす準備」をしておきましょう。

これをお読みのあなたも、もし同じように奮闘した日は、自分をこれでもかと褒めちぎって、美味しいものを食べて、お風呂にゆっくり浸かって、自分を思いっきり甘やかしてあげてくださいね♪

今日もお疲れ様でした。そして自分自身に拍手を送りましょ〜!!




最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは今日も自分を第一に( ^ω^ )♪



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