PR

毒親育ちの私が、夫の家族と笑って過ごせた3日間。函館法事で感じた安堵感。

函館駅 暮らしの記録

先日、2泊3日で函館へ行ってきました。

目的は夫の祖母の一周忌。
観光ではなく法事のための函館滞在です。

冬の北海道。さすがにまだ峠を越えるのは心配で(夫は「車でもいいんじゃない?」というタイプですが……)、今回はJRでの移動を選びました。

久しぶりに顔を合わせる親族が揃い、慌ただしくも穏やかな時間が流れた3日間。
おばぁちゃまを偲びながら、ふと感じた家族の距離感や、心の動きを綴った記録です。

冬の特急北斗に揺られて。JR移動と、函館初日の夜。


出発前に立ち寄ったのは、大丸札幌店。
お供えや手土産を選びつつ、JR車内で食べるお昼ごはんも購入♪
なんだか遠足みたいで楽しいぞっ♪

今回利用したのは、JR北海道の特急北斗。
札幌から函館までは約3時間半の移動(「北斗10号」札幌10:56発→函館14:41着)

冬ということもあり遅延は想定内でしたが、結果的に20分ほど遅れて到着。
特にこの冬時期の移動は、時間に余裕を持っておくのが大切ですね。
心の余裕にも繋がります!

車内では「ブログ書こっ」とパソコンを広げてみたものの、テーブルの高さと揺れが想像以上に厳しく、まったく進みませんでした(苦笑)
移動中の作業、私にはハードルが高かったようです。

お昼になり〜、購入したご飯を広げる♪

サンドイッチ。札幌駅の自動販売機で購入。
サンドイッチ自販機サンドリアの♪
大丸のデパ地下で買った唐揚げ。
唐揚げ〜♪大丸地下で少し安かったよ
大丸で買ったお稲荷さん。1個増量で6個入りでした。
お稲荷屋さんのお稲荷さん♪1個増量


函館に近づき大沼付近は吹雪いていてちょっぴり心配でしたが、函館駅に着くと雪は降っていませんでした。
そして、分かってはいましたが全然雪がない…
特に今年の札幌が多すぎたのもありますが、同じ北海道で同じ季節とは思えない景色でした。

「ようこそ函館へ」の看板。
函館にきた〜って感じさせてくれますね
札幌から函館まで乗車してきた特急北斗。
乗ってきた特急北斗。遠いけど…。

今回の足と宿。タイムズレンタカーと東横イン函館駅前大門

今回利用したのは駅前のタイムズのレンタカー (正式名称:タイムズカーレンタル)
今回の相棒は【マツダのCX-5】でした。
私らだけではなく、義父母や義兄も一緒に移動するので大きめのものを予約。
ハッチも大きく荷物の積み込みも十分でした。

宿泊は【東横イン函館駅前大門】
駐車場は立体駐車場。
係の人が愛想よく出迎えてくれます。
ただ、台数に限りがあるようで、遅いチェックインだと違う場所になるかもしれません。
(ちょっとの時間ならホテル横に路駐することも)
今回はとりあえずチェックインして、駐車場を確保し、部屋に荷物も置いて伯父宅へ。

駅から1番近いのは【東横イン函館駅前朝市】ですが、こちらの【大門】も歩けます。
車があってもなくても便利かなと思います。

誰かの参考になれば嬉しいです!

仏壇にチーン。お久しぶりの親戚のみなさまと過ごす夜。

伯父宅へ着き、仏壇に手を合わせる。
遺影のおばぁちゃまがにっこり微笑んでいる。
私たちの結婚式のときの写真を希望してくれたと言う感動話付きです。

リビングでしばし談笑。
茨城からの親戚も合流し、お久しぶりの挨拶もそこそこに、わちゃわちゃ談笑。

夜はみんなで居酒屋へ。
ワタシ・夫・義父母は車をホテルに置いて、ホテルからはタクシー移動。
なんと他のみんなは路面電車で移動してきたと!!(タクシー移動予定だったけど全然つかまらなかったらしい)

函館の居酒屋。ご馳走亭の食事。
函館の居酒屋。ご馳走亭にて。
函館の居酒屋。ご馳走亭の食事。
どれも美味しかった!お刺身のツブがサイコーだったぁ♪

飲んで食べて飲んで食べて…
茨城の一家は皆お酒が強い。
義父はお酒をやめてはや数年。
「ちょっとくらい飲んだら?」なんて言葉にはなびかない。

将来、夫もこうなったりして…夫は義父とよく似ている。言動行動、色々ね。

ホテルに戻ってからは、コンビニでお酒を買って部屋で軽く2次会。
なかなかに充実した1日目でした♪

また明日……

一周忌当日。喪服と戦う私


2日目は一周忌法要の日。

朝食バイキングにラーメンがあったのですが、「法事の前だし、お腹いっぱいになりすぎてもな」と見送ることに。

(この時の自分に、「明日はないよ!」と教えてあげたい……)

そんなのんきな私の前に、まずはこの日「最大の事件」が立ちはだかります。

「喪服のチャックが、閉まらない。」


なんとか夫に手伝ってもらい無理やり閉めてもらいましたが、どう考えても苦しい。
太った現実を突きつけられながら、「今日はとにかく耐えるしかない」と覚悟を決めたのでした…アァ、ハチキレソウ…

会場は、葬儀のときと同じ斎場。
10時半過ぎ、朝イチで札幌を出発した義兄さんを駅に迎えに行って、法要は11時半から始まりました。

多くの親戚の方々が来てくれていて、改めておばぁちゃまの人望を感じずにはいられません。

「これだけたくさんの人が集まってくれるなんて、やっぱりおばぁちゃま、みんなに愛されていたんだなぁ……」と、胸が熱くなり涙が溢れそうになります。

……が、そんな感動に浸りきれないのも、また今の私。

お坊さんのありがたいお経を聞きながらも、意識の半分は(というか8割方は)服の苦しさに持っていかれていました。

会食の御膳を前にしても、「食べたい、でも苦しい」という究極の選択を迫られることに。結局、持ち帰れないものを優先して胃に収めるあたり、我ながら「主婦み」が出ちゃったなーと。……えぇ!?ケチですって??

そしてホテルに戻り、喪服を脱いだ瞬間……

「ヒャッホーーーー!!!解放!!!」


あの瞬間の爽快感は、しばらく忘れられそうにありません(笑)

痩せよう、と心に誓いながらも――
このあとも普通に呑み食いしてしまうワタシなのでした。

法事のあとの家族時間と、少しの違和感


喪服から解放されたあとは、再び伯父の家へ。

夕食までの空き時間、夫は「どこかで時間を潰したほうがいいのでは?」と合理的な提案をしていました。

確かに間違ってはいないけれど、私は少し違うことを感じていました。こういう機会にしか会えない家族なのだから、特別な何かがなくても、ただ同じ空間で過ごす時間も悪くないのではないか、と。

義母も「お兄ちゃん(伯父)が来ていいって言ってるんだから、行こうよ」と、伯父宅へ行くことを望んでいる様子。

あまりでしゃばると、夫の機嫌を損ねますが、今回は「行ってもいいんじゃない?」と言っちゃいました。

最近の夫は、仕事の影響もあってか「時間効率」を意識することが増えました。それ自体は悪いことではないけれど、家族の集まりにまでその物差しを持ち出されると、少しだけ寂しくなる。

家族の時間って、必ずしも“有意義”じゃなくてもいい。

生産性なんてなくていいから、ただそこに居る。

ワタシのように親といて苦しくなるような関係なら少しでも離れていたほうがいいと思うけど。夫側の皆さまは仲が良いのだから、そんな時間も大切にしたらいいんじゃないかなと考えていました。

夕食はお寿司やお惣菜を囲み、にぎやかなひととき。
夫は仕事の電話で席を外すことも多く、その忙しさが少し気の毒にも見えましたが、私は私で、親戚の皆さまや、普段1対1でなかなか話すことのない義父や義兄との「何でもない時間」をゆっくり味わいました。

ホテルに戻ってからは、またコンビニでお酒を買って部屋飲み。
呑み食いが続き、「痩せなきゃならないのはさて置いて…」そんな心温まる2日目でした。

納骨堂へ。静かな節目と、最後まで『北海道らしい』帰り道


3日目の朝。ホテルの朝食会場へ向かった私を待っていたのは、非情な現実でした。

「昨日並んでいたラーメンが、今日はない……!!」
(「明日はないよ!」と昨日の自分に教えてあげたかったのは、このことでした。笑)

そんな食いしん坊な後悔を抱えつつ、一行は納骨堂へ。

昨年からお墓ではなく納骨堂に移ったおばぁちゃま家。
と言ってもおばぁちゃまはお墓に入ることなく、納骨堂で皆さまと合流。
家族みんなで納骨堂を訪れるのは今回が初。

少し奥まった場所にあり、言葉の説明だけでは無理だなと思いつつ、義母を先導に進む進む。「次来たら迷いそうだな」と思いながら到着。
夫はその間、レンタカーのCX-5を駆使して親戚の送迎に大忙し。せっかく借りた車、しっかり役立ってくれました♪

納骨堂のリアルな体験

10時半からお坊さんのお経が始まり、皆で手を合わせました。

あまり納骨堂という場所に馴染みがないせいか、そこで目にした光景は新鮮で驚きの連続でした。

おばぁちゃま一家が入っているのは、マンションのような上下タイプの「上」
通路は決して広くないので、親戚一同がずらっと並んで順番にお焼香をしていきます。

驚いたのは、お焼香が火の出ない「電熱タイプ」だったこと!初めて見ましたが、現代の納骨堂はハイテク(?)で、どこもこのような感じなのでしょうか?
線香はあげられないものなのでしょうか…

立ったままお経を聞いていたせいか、それともお坊さんが丁寧に読んでくださったのか、時間は少し長く感じられました。
そしてふと、「これ、お盆の混む時期に上下左右のお宅とタイミングが被ったら、かなりの譲り合い精神が必要だな……」なんて、現実的なことを考えながら手を合わせていました。

一周忌という大きな節目。厳かな空気の中、そんな「初めての納骨堂」の観察に意識が向きつつも、無事に手を合わせられて良かったです。

お気に入りの珈琲と、予期せぬ「北海道らしい」幕切れ


法要のあとは、函館に来るたびに立ち寄るお気に入りのコーヒー屋さんへ。
義父母と義兄も「強制連行(笑)」して向かったのは、【ブルースの木】さんです。
「お久しぶりで〜す!家族連れてきました!」とご挨拶し、お土産の珈琲豆もしっかり購入!(全員購入!)

【ブルースの木(函館市)】
北海道函館市宝来町7ー3
定休日は水曜日と木曜日
駐車場有り(道路の挟んで向かい側だよ)

函館の珈琲豆屋さん、ブルースの木の店内。豆がたくさん並んでいる写真。

あっという間に時間は過ぎ、茨城組が空港へ送ってもらうのを見送り札幌組もサヨウナラ。

お昼ごはんはラッキーピエロに行こうとしたものの満車で断念し、お隣のケンタッキーへ。
十分十分。

駅で家族を降ろして夫と一緒にレンタカー返却。
お土産にトラピストクッキーを買い、タリーズのコーヒーを手に帰りの特急北斗へ乗り込みました。

順調に走っていた帰り道でしたが、途中でまさかの「鹿と衝突」。
30分ほど遅延しましたが、それもまた北海道らしい出来事!
車窓に流れる景色を見ながら、慌ただしくも濃密だった3日間を振り返り、札幌へと戻りました。

観光じゃない函館。でも、それが私たちの「いつもの形」


私たちにとって、函館は観光地というよりも、毎年来る「大切な場所」
これまではおばぁちゃまに会いに来たり、お墓参りをしたり。

今回も例に漏れず観光らしいことは何一つしていませんが、一周忌という節目を終え、これまでとは少し違う「家族の形」に触れた3日間でした。

喪服のチャックに絶望したり(笑)、
納骨堂のハイテクさに驚いたり、
家族の距離感に少しだけざわついたり。

きっとこれからも、函館には来るけれど「観光」という「観光」はしないのかもしれません。でも、おばぁちゃまを偲びながら、親戚と笑って、美味しいものを食べて、鹿に足止めされて……。

そんな「何でもない、でも大切な時間」を積み重ねていくのが、私たち夫婦らしい、いや、ワタシらしい?函館の過ごし方なのかなと、改めて感じた旅でした。

また来年、今度はもう少し身軽になって喪服(!)を持って、この街を訪れたいと思います。

長くなりましたが、私たちの「観光しない函館旅」に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。喪服のリベンジ(ダイエット!)を心に誓いつつ、また札幌での日常を整えていこうと思います。



それでは、今日のところはこんな感じ。

おわりっ

コメント