昨日の朝、父からの着信
「着信 父」…父からかかってくる突然の電話の内容は良かった試しがない
そんな予感は当たり、母が立てなくなっているという連絡だった
もともとこの日は診察が立て続けに入っていた日だったけれど、まさかこんなことになるとは
母の救急搬送〜入院が決まるまでの流れと、その中で感じたことを記録しておこうと思います
父からの電話と、緊急事態のはじまり
朝の8時すぎ
普段なら絶対にかかってこない父からの電話に、イヤな予感しかしなかった
“なんでもないただの電話だった”ことはほぼ無いのだ
出てみると
「なんかお母さんが変なんだ、、、全然立てし、立ち上がることもできない。さっきやっとの思いでトイレは連れて行ったけど、ちょっと触っただけで痛がるし困ったもんだ!」
とのこと
この日はかかりつけのK病院で複数の診察予約が入っていました (整形(腰)/整形(上肢)/皮膚科/総合内科/歯科、こんだけ診察重なる日は1日がかり!夕方完了を覚悟してたよ!!)
なのでワタシも迎えに行くため少しずつ準備は進めていたところ、、、(化粧を半分ほどしたところだった…)
“え?歩けない?立てない?ん??ってことは、、、”
ワタシ「今日K病院行く日だったでしょ?ワタシがこれから行ったとしたら車に乗って行けるの?」と聞いてみる。
だって、それが無理なら救急車呼ぶしかないじゃん、、、
父「無理無理無理無理!!階段なんてとてもじゃ無いけど降りれない」と言われた。
やっぱり・・・
となると救急車のお世話になるしかない
父への指示
「まず父ちゃんが着替えて、それから救急車呼びな。私も用意して向かうようにするから。都度連絡し合おう。」と指示?して電話を切った。
すぐに救急車を呼ぶ判断と、私の動き
自分の身支度の目処がついたので父に電話をしてみたら
「今救急車呼んだどころだ」とのこと
“あら、思ったより早かったわね”と多少の驚きと少しの安堵、そしてこちらも車で向かうことを伝え電話を切った
実家へ近づきつつある信号待ちのタイミングで
“今この辺です”と言うメールを送るとすぐに電話が来た (父ちゃんはメールが打てないのだ!!)
「(ピーポーピーポーピーポー聞こえてる)今救急車でK病院(かかりつけ)向かってる」
とのこと
「おぉーK病院に搬送してもらえるんだね。良かったね。じゃあ私もまっすぐK病院向かいます」と電話を切り駐車場へと向かう
⚠️電話は車のハンズフリー?通話です!
かかりつけ病院に搬送してもらえることになり本当にありがたかったです
そう!
救急車は希望の病院へ連れて行ってくれるものではありません!
(たまに勘違いしてるアンポンタンいるって聞くけれど本当にひどいわよね〜)
昨年、母の調子が悪くなったときもケアマネさん(前のケアマネさん)やちょうど来てくれていた訪リハの人と
「救急車だとどこに搬送されるか分からないから頑張って歩けるなら自家用車でかかりつけ病院の救急外来へ!」
と話してそうしました
なので今回かかりつけ病院に搬送してくれた&受け入れてくれたこと、とても有り難く感謝しなければなりません
では突然でがここで!!
以下のような症状や状況の時は迷わず救急車を呼びましょう!!
- 意識がない、またはもうろうとしている
- 呼吸が苦しい、止まっている、または異常がある
- 激しい胸痛や背中の痛みが突然現れた
- 顔半分が動かない、ろれつが回らない、突然の手足のしびれや力が入らない
- 突然の激しい頭痛や高熱、支えなしでは立てないほどのふらつき
- 激しい腹痛、吐血、血便、黒い便
- けいれんが止まらない、強い吐き気や嘔吐が続く
- 交通事故や転落などで大きなけがをした
- 大量の出血がある
- 火傷や感電などの重大な事故
などですね〜
「そりゃそうだろ!」と言うものばかりかもしれませんが今一度、、、
そして、それとは別に
子どもや高齢者の場合は、普段と様子が違う/反応が鈍い/唇の色が紫色/呼吸が弱いなどの症状も緊急性が高いと判断されます
では、今回のうちの母のような場合はどうなのか?
「動けない」「立てない」といった状態は、救急車を呼ぶべきケースに該当
高齢者や体調不良の方が突然動けなくなった場合も、無理に自力や家族で移動させるのは危険なので、救急車を利用してください
となっているようです
うん、良かった、ワタシ正解
「動けない」「触ったら痛がる」
↑
そうなったら、どう考えても救急車一択ではないか
と父と会話していて思ったので
(とは言え今後主治医に会うことがあれば聞かなきゃですね、、、今日みたいなことは今後も起こりうるのか?そうなったらどうすれば良いのか?などなど)
病院での救急対応と、父の様子
救急外来の待合で父と合流
受付で事情を話し、もともと今日入っていた診察予約のことを確認すると
「こちら側の画面で共有されていますので大丈夫ですよ」と事務の方に言っていただき一安心
…とはいえ、また後日全部の予約取り直しせんきゃならん、、、(涙)そのときのワタシ頑張りや〜…
少しして診察室へ呼ばれ医師による聞き取り
主に同居する父が母の様子を説明
私は持参している「母の病歴一覧」を先生に差し出す
「うわっ、スゴイこれ!見やすい!」
と社交辞令かもしれないがお褒めいただき嬉しかった私がいます、、、テヘ(*´ω`*)
母の[病歴一覧]は医師や看護師さん、医療関係者の方のためというわけではなく、
「自分のため」に作成したのがきっかけ
何度も、時には突然、初めましての病院に行くことも多く「病歴は?」と聞かれても多すぎて、とてもじゃないけど覚えてられない
結果的に医療関係者の方にも「見やすい」とか「分かりやすい」とか「助かる」と言ってもらえてありがたいです
あ、父は聞かれたことに対して“なんとか”返してましたね
脳梗塞の後遺症なのか加齢なのか分かりませんが、最近以前にも増して言葉が出にくくなってるなーと感じるもんで
積極的にあれやこれやと自分から話していくタイプではないのです
よってワタシが色々やらんきゃならんのですが
入院が決まるまでのやりとりと、私の思い
検査の結果
脳に明らかな異常はなし
尿路感染の可能性が高い
とのこと
「継続的治療も必要になりまますので、入院していただくことは間違いないとおもいます。準備が出来次第、看護師の方から声をかけさせていただきますので、もう少しお待ちください。」
となりましてまたしばらく待ち〜
その間の待合での父との会話
[父]
「本当お母さんなら困ったもんだ」
「昨日たぶんお酒飲んだと思うんだ。朝、空き缶あったから」
[ワタシ]
「そうなんだ、、、でもお酒はたまに飲んでたみたいだしね〜良いか悪いかで言ったら悪いんだろうけど、タバコよりはね、、、」
「でも、これから先あの家で暮らして行くのが厳しいってなるときも出てくるだろうね」
[父]
「どうなんだろうなー」
なんだかえらく“間”があったような気もしますが、、、
何か思うことでもあったんでしょうかね?
(もしくは待ち時間長くて疲れてきて眠くなってきた•大して聞いてなかった)
感じたこと:親の非常時に、私が崩れないために
数えきれないほど入院してきた人なので今回のことも身内としては
“またか、、、”
という感じです
ただ、今までは原因が「母の自業自得」というパターンも少なくなかったのですが、今回は原因が[尿路感染症]となると母のせいというわけではなさそうですね
父としては「昨日飲んだであろう酒のせいじゃないか!?」などお母さんが悪いという方に持って行きたそうなことばかり言ってましたけどね、、、
とにかく誰かのせいにしたい父の悪い癖
苦手です、、、
文句を言ってても解決しないし、今誰かを責めたって回復するわけじゃないので、ワタシは冷静に淡々と、、、
やらなきゃならないこと、やるべきことをこなしていく
そして
帰りにご褒美飯食べてやるー!!
の気持ちで頑張ります笑
いったい何度目でしょう、、、突然訪れる母の入院劇
今回は原因がハッキリしているだけ少しはマシかも?と思いつつ、
やっぱり疲れる1日でした
こんな感じで、またしてもバタバタの1日が始まってしまったわけですが、
「今さら慌てたってしょうがない!」とやるべきことを片っ端からこなすのみ
そして帰り道のワタシには
「何食べて帰ろっかな〜」
という小さな楽しみだけが残されているのでした(笑)
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
この日の後半も実家と自宅を行き来しながら準備を進め
父とのやりとりにも色々と思うところがありました
よかったら、また後編でお付き合いいただけるとうれしいです
※この日の後半については現在執筆中です
公開したらまたお知らせさせてください
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