今日から母の入院が始まりました
今回の入院は、歯科口腔外科での治療のため
診断名は「骨吸収抑制薬関連顎骨壊死(MRONJ)」という、耳慣れないけれど深刻なもの
治療内容としては、上顎の壊死した骨を一部取り除く処置が予定されており、
おおよそ1ヶ月間の入院となります。処置自体は入院期間のちょうど中間あたりで行う予定
その間、最大限に血流を良くするために「高気圧酸素治療」を毎日受けることになっていて、
これがまたなかなか大変そう
治療に使う部屋は“酸素濃度が非常に高い密閉空間”のため、発火リスクの観点から
下着や肌着にまで注意が必要で、「必ず綿100%のものを用意してください」と念押しされました
……知らないことってたくさんありますよね
わかってはいたけれど、想像以上に疲れる1日でもありました。
もう少し世の中のこと分かっててよ〜…と、つい思ってしまったり。
そんな1日の記録として、感じたことをここにメモしておこうと思います。
入院当日、病棟入り口でまさかの一言
今回入院するのは大きな総合病院
というか大学病院です
感染対策が少しずつ緩和されてきたとはいえ
まだまだ制限は続いています
この日は付き添いとして病棟の入り口まで荷物を運び
看護師さんに託してそのまま帰るつもりでした
しかし、母は当然のように「病室まで一緒に来て、荷物の整理もしてくれる」と思っていたようで…
「あら、ダメかい?」
……いや、それ、ダメに決まってるから……
内心でそうツッコミつつも、口には出せず
改めて「この人ほんと世間知らずだな」と、ため息が出ました
付き添いの立場として、感じた疲労
久しぶりに大学病院
十何年前とは勝手も変わっているでしょうし多少なりとも緊張するワタシ
そこに来ての母の予想外な行動と、重い荷物、、、
病室へ入れると思い込んでいる母を説得するだけでも、すでに一仕事
そして、そんな様子を優しく受け止めてくれる看護師さんたちには本当に頭が下がります
「大丈夫ですよ〜あとは私たちがやりますから〜」
うぅっ、、、(。T_T。)
優しいぃぃぃ、、、
看護師さんたちへ頭が下がる想い
この後、母は1ヶ月ほどの入院予定
超・自己中?自己流?な母の対応に、
きっとスタッフの皆さんは苦労されると思います…
どうか、深く関わらず、軽くいなしていただければ…
家族としても、もうそれが一番だと感じています
家族として願うこと、そして母への思い
私も、夫も、父も、
それぞれが無理せず、ストレスなく、平和に過ごせますように
母には、「入院生活わがまま言わず、嫌な患者にならず、しっかりと治療に専念してほしい」
それだけを、静かに願っています
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